txst Beans Sound 坂本
古い録音なので、効果が解り難いかな?と思ったのですが杞憂でした。1曲目出だしのスネアドラムの音。勢いが全く違います。シンバルの余韻も綺麗に響いて全体的に高域のヌケが良くなりました。ダイナミックレンジが拡がった感じです。
ピアノソロの部分も、ブルーノート特有のちょっとくぐもった感じの音だったのが、多少ピントが合って来た印象です。管楽器は言わずもがなですね!リーモガンのファンキーなトランペットが空間を突き刺しています。どのディスクにも共通して感じられたのが、音圧感の高まり。にじみの減少。レンジの拡大でした。
オケとソロヴァイオリン渾然一体となった柔らかな響きの録音。処理後は音のにじみが取れて、より明確にソロが浮かび上がって来ます。通奏低音も量感を保ちながら、より確かに聴き取れる印象です。各パーツがの動きがハッキリと判りながらもアンサンブルの一体感の気持ち良さが味わえました。驚いたのは音場感と定位感の向上です。一回り大きくなった音場にキッチリとソロヴァイオリンが定位することにより、いっそう生に近いリアリティが感じられるようになります。

試聴機材
●スピーカー AERコヒレンスMKU
●プリメインアンプ Melody I880
●CDP Eastern Electric MINI MAX
処理前はレンジの狭いちょっと固めのギスギスとした録音の印象でした。処理後もイメージとしては大きく変わらないのですが、大分ギスギス感が取れてほぐれた感じです。大きく印象の変わったのがボーカル部分です。ちょっと奥に引き気味に聴こえていたのが、エコー感を伴いながら抜け出して来ます。細かな音が良く聞こえて来るようになりました。特に音圧感が大きく感じられ全体のスケールも大きく聴こえます。
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